■ - ヰ式ログ

池袋新文芸坐で『月に囚われた男』と『第9地区』の2本立てを鑑賞。今年日本で公開されたお行儀の良いSF映画とお行儀の悪いSF映画の対決は、どちらもそれぞれの方向に面白くて甲乙つけ難いので引き分け。いやー、いい試合でした。

『第9地区』は2度目の鑑賞。XBOXの『HALO』の映画化が頓挫し、そのスタッフがスライドしてこの映画を作ったって話を聞いた気がするんだけど、えらくカッコいい武器やロボに、人が弾け飛ぶ戦闘シーン、片手がエイリアンに変身する主人公とか、この映画をFPSゲーム化しても面白くなりそうな。

『月に囚われた男』は初見。レトロな味わいのSF映画で、何となく『ガタカ』を連想。やたらと白い画面は『2001年宇宙の旅』を彷彿させるし、お話はちょっと『ブレードランナー』を思わせるような感じ。これで面白くないわけがないよね。ブラボー。音楽もとても良くて、サントラが欲しくなるわー。