22:52

物語の終わりとソーシャルゲームのお話 - Togetter

ドラゴンボール』こそ、永遠に強い敵が出続け永遠に成長し続ける「終わらない物語」の代表格と思うけどなあ。そういえば自分には、マンガ連載が長期化するにつれ興味が薄くなる性向があるんだけど、それって「終わらない物語」への忌避感なんかも。

22:54

「終わらない物語」に忌避感があるとしても、「終わる物語」を無限に生成するシステム(例えば、『風来のシレン』などのローグ系ゲーム)には強い魅力を感じるんだよなあ。何度も行って帰るのを繰り返すことで、いつでも帰れる安心感を保ちつつ、ずっと行ったままになれるからか。

23:00

「終わらない物語」の帰ってこられないことへの不安は、麻薬やギャンブルの中毒性への忌避感につながるような。なら、「終わる物語」を無限に生成するシステムの無限性も、中毒性への忌避感につながるのでは?

23:16

物語が持つ強みのひとつに、「現実を生きるためのモデルとなりうる」ことがあるけど(教訓譚が典型的)、ビデオゲームはこの点が弱くて、現実逃避の娯楽とみられやすいような。小説や映画に比べ、ビデオゲームはそもそも物語表現に向いてない。

23:33

小説や映画に比べ、ビデオゲームは物語表現に向いてない。けど、ビデオゲームが持つ大きな可能性として、「現実の仕組みをシミュレートし、体験しながら学べる」ことがあると、強く思う。そういうビデオゲームで遊びたいし、作りたいなあ。