15:04

久しぶりにすごい勢いでこけちゃったよー。雨で滑りやすくなった歩道の縁石に右足をかかとからのせた瞬間、ツルッと右側に全身が横転。うまく受け身がとれたようで、派手に倒れたわりには右の手のひらを少しすりむいただけで済んだ。わりときれいに転んだと思うので、スロー再生で見てみたい。

15:23

コージィ城倉『チェイサー』1巻を読了。手塚治虫の最初の黄金期であろう昭和30年代が舞台。主人公は手塚を一方的にライバル視するマンガ家で、手塚など知らんと言いつつ、いちいち手塚を意識するのが滑稽で愛らしい。『ブラック・ジャック創作秘話』と並べると、内容とシンクロしてニヤニヤしちゃう。

15:46

コージィ城倉『チェイサー』では、手塚治虫の最初の黄金期の作品群に光が当てられていて、『来るべき世界』『ライオンブックス』『0マン』とか、そのあたりの手塚マンガを僕は読んでないので、読みたくなってくるなー。とりあえずは手元にある手塚晩年の傑作『アドルフに告ぐ』を読もう。

19:39

アドルフに告ぐ』のキャラだと、由季江もいいですねー。ぱっと見はおとなしそうな日本女性なんだけど、実はおてんばな上流階級のお嬢さんで気が強いという出自がですね、もう最高です。しかも本多大佐の気持ちを知りつつ、それに品よく対応する男の扱いのうまさ。ファム・ファタールの資質充分。

19:44

アドルフに告ぐ』のキャラだと、由季江もいいですねー。ぱっと見はおとなしそうな日本女性なんだけど、実はおてんばな上流階級のお嬢さんで気が強いという出自がですね、もう最高です。しかも本多大佐の気持ちを知りつつ、それに品よく対応する男の扱いのうまさ。ファム・ファタールの資質充分。

21:48

僕の頭のなかでは、ファム・ファタールサークルクラッシャーと読み替える神経回路が形成されてるので、何となく人より得な気がします。

22:45

シマコーの早稲田時代描く「学生 島耕作」イブニング1号で - コミックナタリー

学生島耕作! そういうのもあるのか! そろそろアメコミみたく、日本のサラリーマンマンガでユニバースものとかやってくれるといいなあ。島耕作サラリーマン金太郎とハマちゃんがブラック企業に対抗するアベンジャーズみたいなの。日本よ、これがサラリーマンだ! リーダーは明石家さんまで。

24:22

東京風速

東京都内の風速計速データを可視化した「東京都風速」が面白い。フラクタルなパーティクル群って感じ。高層ビル群のせいか、都心部は露骨に風が避けてるなー。先日の台風18号の通過中や通過後、無風状態だったときの過去ログも閲覧できていいっすねー

24:33

Wind Map

アメリカの風速計測データを可視化した「Wind Map」に影響を受けて、東京都内の風速計速データを可視化した「東京都風速」が製作されたらしい。「Wind Map」のほうは拡大縮小ができていいっすねー。

13:02

昨日観た『クロニクル』は、ほろ苦い青春モノとして大変に良かった。クラスの片隅で一人ぼっちだった主人公が超能力をきっかけに友情を育み、超能力を抑制できなくなるにつれ友情も保てなくなる。この超能力って特別なものじゃなくて、多くの人がかつて抱いたであろう若さゆえの全能感の暗喩ですよね。

15:24

『クロニクル』で、超能力を使うと鼻血が出るという伝統芸を久しぶりに見た気がしてうれしくなったんだけど、これってクローネンバーグの『スキャナーズ』が最初という認識でいいんかな。超能力と血といえば、『キャリー』のリメイクがヒットガールの女の子主演で公開予定なんすね。楽しみ。

13:27

5年くらい使っていたW-ZERO3から、今どきのスマートフォンに機種変更。W-ZERO3だって一応タッチパネルのスマートフォンなんだし、大して違わないでしょとか思ってたけど、全然違うし! タッチパネルってこんなに便利いいんだ! 昨晩から操作するたびいちいち大喜びしております。

13:54

小さなボタンで操作するのがすごく面倒で、携帯電話や携帯ゲーム機といったモバイル端末に興味がわかなかったけど、タッチパネルに指で触って操作するUIってこんな便利になってんだなー。今更ながら知りました。作業環境に初めてGUIデスクトップを使いだしたときくらいに衝撃的。

14:23

sgiIndyで日常的にGUIを使いだして、当時ちょう感動しましたよ。X68kのSX-Windowは使えるレベルじゃなかったし、Windowsは3.1が出たばかりで全然洗練されてない。Indyが欲しかったけど個人じゃ無理なので、新発売のPowerMacintoshを買ったなー。

14:47

sgiワークステーションGUIを使いだして感動したころ、ちょうど僕はC言語を覚えたてで、自分もGUIアプリを作りたくなった。Motifとか調べたけどよくわからなかったので、結局OpenGLを使って自前の拙いウィジェットライブラリを作り始め、お陰でC言語がメキメキ上達しました。あれは楽しかったなー。

24:02

『クロニクル』を鑑賞。スクールカースト最下層の高校生がある日突然超能力に覚醒。最初は楽しかったけど、次第に力が抑えられなくなり…。という十代のころ脳みそに焼きくほど夢想したアレが最後までブレなく貫かれていて、もう大好き! カメラワークがとてもユニークで面白い。

24:05

『クロニクル』の上映は先週末から2週間だけなんだけど、邪気眼に愛憎半ばの感情を抱いてしまうような方にはぜひ観てほしいです。アメリカの学園生活にも邪気眼はあった!

25:05

『クロニクル』は話的にも絵的にも『AKIRA』『童夢』あたりの影響が濃いなーと思ってたら、やっぱりそうみたい。球形に道路がへこんだり、病院服のまま大暴れしたり、特に主人公と従兄弟の関係は金田と鉄雄を彷彿させるに充分で、「うるさーい、俺に命令するなァ!」「心配してたんだぞ…」の流れもバッチリ。

AKIRA 〈Blu-ray〉

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童夢 (アクションコミックス)

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25:20

『クロニクル』はカメラも面白くて、主人公が持つカメラの一人称視点から始まるんだけど、一人称なのに他人事のような感じなんですね。福満しげゆき僕の小規模な失敗』にあったダメな行為をする自分を俯瞰する話が僕は大好きなんですが、そういうフワフワ浮いたような離人感にリアリティを感じました。

僕の小規模な失敗

僕の小規模な失敗

25:49

福満しげゆき僕の小規模な失敗』10話の、好きな女の子にストーカー気味の電話をするダメな自分を俯瞰する場面が僕は大好きで、理性としてはダメなのがわかってるのに感情を止められない感じ、現実が見えてるのに干渉できない感じにかなり身に覚えがあって、なんか、こう、愛おしくなってしまいます。

23:47

開発中のゲームのアルファ版の締め切りが迫り、スタッフ総出でデバッグ中。「出現するバグは1000以上! 隠れたバグを探しだし、君だけのオリジナルチケットを発行しよう!」という煽り文句がスタッフの間でブームです。僕はバグ討伐クエストをがんばるよ。レア度高めのネットワーク系バグが手強い。

24:37

今日はイライラしながら仕事をしてる時間が多くて、よろしくなかった。ここしばらく休みが取れてないのが原因だろう。仕事の時間ばかりになると僕はイライラしやすくなる。それがわかってるから休みはちゃんととるようにしてるんだけど、今月は勢いよく仕事しすぎたなあ。よろしくない。

24:57

心の平穏を取り戻すべく白山宣之『地上の記憶』を読み返す。今の心境だと2話めの『ちひろ』が響いた。主人公の女子高生は平穏無事な日々を過ごしてるかに見えるけど、入院中の母が気がかりで仕方ない。夜の台風という暗く不安な場面で終わりつつも、それが必ず通り過ぎるのを強く予感させグッとくる。

地上の記憶 (アクションコミックス)

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