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架神恭介/辰巳一世『よいこの君主論』読了。小学5年生のクラスにおける仲良しグループの変遷を、マキャベリズムで有名な君主論の具体例として描く。これだよ、これ! こういうのをゲームで遊んでみたいんだよなー。近ごろの社会ネットワーク論を取り入れた、子供同士の権謀術数シミュレーション。
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13:07
より規模を大きくして、宗教や政治をテーマにした社会規模での権謀術数シミュレーションで遊んでみたい。どこかにこういうゲームはないんかなー。そういえば『よいこの君主論』の作者らの最新の著作は、宗教をテーマにした『完全教祖マニュアル』だった。
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13:55
社会にたくさんの人がいて、人と人が行為とその結果でつながっている因果のネットワークを形成していて、そのネットワークをgoogleのPageRankのアルゴリズムで数値化して、その数値を個々人のスコアとしてカルマとか徳に見立てて、その増減を競うゲーム。というのをここ最近よく夢想してる。
14:07
そういえばised設計研第7回で伝播投資貨幣というものが説明されていて、それがまさに因果のネットワークといった感じだった。すげー! でも本当にそれが実現して因果から逃れられないのを体感すると、それはそれで世の中に絶望しちゃいそう。