20:08

今日は初めてパチンコをプレイしたんだけど、なるほど確かにこれはハマるかも。でも「面白い」とは違うなあ。風呂の栓を抜いたときにできる渦や洗濯機にできる渦をずっと眺めているのが僕は子供の頃から好きで、未だあほの子属性が抜けきれず今でもときどき眺めてるんだけど、その感覚に似てるような。

20:19

当たり前だろうけど、パチンコのプレイ感覚は物理シミュレーション系のゲームに近いのな。ピンボールとか『Trials HD』とか。試行錯誤を何度も繰り返し、うまくいったら嬉しくなる。でもパチンコはそれらのゲームと違い、一回あたりの試行が極端にシンプルで、さらに試行の回数が極端に多い。

20:33

試行錯誤の回数が極端に多いせいか、パチンコは1回の試行を失敗した時の重みがそれらのゲームと全然違う。例えばピンボールだとボール1個ロストすると「しまった!」と思うけど、パチンコだと全然そんなことはなくて、「失敗した」という感じがあまりしなかった。

20:37

玉が全部なくなったときに初めて「失敗した」と感じたんだけど、玉が全部なくなっても「ゲームオーバー」的な演出がない。「失敗した」というのをあまり表に出さないようにしてる印象。逆に、台の真ん中に玉が入ったときのご褒美は多種多用で豪華。気持ちいい。

21:05

パチンコのプレイ中は何となくずっとうまくいっているような感覚で、玉さえ入れ続けていれば、その感覚がずっと続いた。きらびやかな液晶ディスプレイを背景に、自分が何となくひねってるレバーによって打ち出された玉が流れ落ちるのを眺めてると、何となくうまくいってる気持ちになれた。