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11:04
『ぼくのエリ 200歳の少女』を鑑賞。はかなくて美しいものを描写しようとしてるのに、描写方法が何か変なんだよなあ。描写したいものとその描写方法が何だかズレてるような気がして、妙な笑いを誘う。古めの少女向け恐怖マンガっぽい味わい。伊藤潤二がマンガ化すると、ぴったり合いそう。
14:46
『インセプション』を鑑賞。お話が複雑で理解しきれなかったけど、お話そのものよりその組み立て方がすごく面白いような。構造とか骨組みはちゃんとありそうなのに、はっきり形を捉えようとするとそれができない、内容と同じく夢みたいな映画。もう何度か観ると、さらに楽しめそう。映像自体も面白い。
22:57
友人と食事。近々ご結婚なさるそうで、大変めでたい。ただ、友人のサブカル趣味とその彼氏さんのオタク趣味が衝突してたまにケンカをしてしまい、先日はあわや婚約破棄かという大ゲンカをしたんだとか。オタクとサブカルの争いはこんなところにまで波及するのか。オタク・サブカル闘争は罪深いぜー。
23:05
サブカル趣味の友人が、オタク趣味の彼氏さんの本棚にあった『BAMBOO BLADE』を読んでたら、剣道と萌えを両立するためか胴着を着たキャラの横にそのキャラのバストアップがスタンドのように描かれてる手法が可笑しくて、ゲラゲラと大笑い。それが彼氏さんの逆鱗に触れて、ケンカになったそうです。
23:11
「剣道マンガのリアリティと萌えマンガの存在意義を両立するための苦肉の策だろうけどやっぱり変で可笑しいし、だいたいそんなことで怒らなくても」と言う友人に、「ほら、歌舞伎を見に行って“黒子って変だよ!”とか言いながらゲラゲラ大笑いしてたら、ちょっと怒られそうじゃん」と言うと、納得してもらえた。