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22:34
『マン・オブ・スティール』を鑑賞。異星人であるクラーク・ケントが「正しいアメリカ人」となる過程を、壮大な映像と音楽による圧倒的な説得力で描いてます。というとアメリカ的ナショナリズムに偏ってるようだけど、少なくとも僕にはそう映らず、普遍的に正しい人の有り様を描いてるように感じました。
22:41
『マン・オブ・スティール』が描く「正しいアメリカ人」は、困ってる人を助け、他者への信頼を育み、社会で成すべき自分の役割をわきまえる。そういうことが自然にできる人なんですね。本作は市井の人らの正しくあろうとする健気な姿が輝いており、いい年したおっさんが何度もむせび泣いちゃったよ。
22:52
けど、正しさを貫くことに痛みが伴うことは多々あります。自らの正しさの限界を痛感し、絶対的な正しさなどないことを知るわけです。それでも普遍的な正しさはどこかにあるはず。『マン・オブ・スティール』はそういう信念を最後まで貫こうとする、正々堂々たるアメリカのスーパーヒーローの映画でした。
22:55
『マン・オブ・スティール』で描かれる「正しいアメリカ人」に僕が感動し憧れるのは、戦後民主主義というアメリカ由来の価値観が染み込んでるせいかもなあ。戦後民主主義という語は、大塚英志の著作で覚えました。
戦後民主主義のリハビリテーション―論壇でぼくは何を語ったか (角川文庫)
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23:16
『ウルヴァリン:SAMURAI』を鑑賞。ガイジンさんから見たニッポンのヘンなところが、日本人にもわかるように描かれていて、期待通りの楽しさです。パチンコ! ラブホテル! スバラシイ! 吹き替え版で観たけど、字幕版でどこからどこまで日本語なのかを確認できるほうが楽しかったかも。
23:36
『ウルヴァリン:SAMURAI』は、赤毛のくノ一のユキオさんが見た目も中身も大変にかわいらしくて、おっさんはメロメロになっちゃいました。She's so kawaii!