■ - ヰ式ログ

『スカイライン-征服-』を鑑賞。B級SFや怪獣映画が好きなせいか、すごく楽しめた。特撮は文句なしにいい。人間ドラマはチープだけど、「内容はないよー」的ないい加減な面白さがにじみ出てる。前フリなしの始まりから止め絵でダメ押しする終わりまで、徹頭徹尾ナイスB級感にあふれてる。ブラボー。

怪獣が街で大暴れしても、日本ならウルトラマンが徒手空拳で戦ってくれます。でもアメリカにはウルトラマンがいないので、人類自らが怪獣にグーパンかますしかないじゃないですか。「ウルトラマンだ…。オレがウルトラマンだ！」を体現したB級のナイス怪獣映画ですよ『スカイライン-征服-』は。

『スカイライン-征服-』があのまま投げっぱなしで終われば永久にB級映画の傑作なんだけど、人気があれば続編がもりもり出るのもB級映画の常か。ていうか永久B級映画ていうシャレを言いたかっただけだけど、「続スカイライン」「新スカイライン」「最後のスカイライン」とか続くと困るじゃーん。

『スカイライン-征服-』から「続スカイライン」「新スカイライン」「最後のスカイライン」まで続いてこれで終わりと思いきや、「スカイラインは生きていた！」「スカイラインN.Y.へ」「スカイラインX」と続き、「最後のスカイライン GT-Rニュル」で本当に打ち止めに。原因は若者の車離れ。