■ - ヰ式ログ

『愛、アムール』を鑑賞。地味な映画で、老老介護してる老夫婦の日常を淡々と見せるだけなんだけど、老夫婦が互いに感じてる愛おしい気持ちや、けれどそれを上回る希望のなさとか、そういうのが画面からひしひしと伝わるようで、心にしみる映画でした。日本が高齢化社会だからこそ、より響くんかも。

『愛、アムール』は、『火垂るの墓』に通じるところがあるような気がしました。あの老夫婦は上流階級でプライドが高いんですねきっと。だから他人に頼るのをよしとしない。自分でどうにかできるし、しなくてはいけないと思ってる。でも人の助けを借りないとどうにもならんことってあるからなー。

自分が困ったときに、何らかの助けを出してくれるであろう誰かがいてくれる。みたいな感覚は、つつがなく日常を過ごすのにかなり大事な要素なんだろうなー。結婚というのは、社会的にそれを保障するというような意味もあるんでしょうし。

今日は上野の国立博物館で開催されてる円空展に行って、テアトル銀座で『愛、アムール』を観て、テアトル銀座のすぐ近くにある警察博物館に寄って、夕飯を食べながらおしゃべりに夢中になってたらうっかり終電を逃しそうになって、帰宅。

岡田斗司夫の4タイプ判定テストをしてみたら、注目49／司令94／法則188／理想256で、相変わらずの理想型でした。